
そもそもDTMってなに?
DTMとはDesk Top Music(デスクトップミュージック)の略です。
パソコンを使って音楽を作成したり編集したりする事をDTMといいます。
DTP(デスクトップパブリッシング)をもじって作られた和製英語で、海外ではコンピューターミュージックと呼ばれています。しってました?日本だけなんですよ(笑)
「楽器が演奏出来なくても、マウス操作で作曲が出来る。」
「楽器を弾ける方は演奏の録音や編集が簡単に出来る。」
などなどDTMを始めれば誰でも自分らしく音楽を楽しめるんです。
それで、DTMって何を用意すれば始められるの?
絶対に必要なもの
・DAW(Digital Audio Workstation)ソフト
・パソコンやスマホ・タブレットなどのデバイス
あれば便利なもの
・MIDIキーボード
・オーディオインターフェイス
・ヘッドフォン
・マイク
・スピーカー
・その他楽器

具体的な準備
DAWソフトについて
DAWソフトには有料・無料様々な製品がありますが、費用をかけずにはじめてみるなら無料のものや
体験版などではじめてみるのもいいです。ここでは、代表的なDAWソフトについて、説明していきます。
①Ableton Live 11
3つのバージョンが存在する。
・Ableton Live11 Intro ¥8640
・Ableton Live11 Standard ¥39040
・Ableton Live11 Suite ¥64640

非常に使いやすくEDMやダンスミュージックを作成することに向いているDAWソフトです。
WindowsでもMACでも利用が可能です。
バージョンによってPCに必要な容量や付属の音源数が異なりますので、まずはIntroから初めて
アップグレード版をセールなどで購入という方法もありますので、ダンスミュージックを作ってみたい
という方は検討の価値ありではないでしょうか。また、あとで説明しますが、DAWソフトのIntro版は
MIDIキーボードやMIDIコントローラー、オーディオインターフェイスなどを購入すると無料でついてきたりするので、それを利用するのも良いです。
Apple Logic Pro X、GarageBand
Macbookやipad、iphoneを利用している方は、GarageBandを無料で利用可能です。
非常にわかりやすいインターフェイスなので、始めるきっかけにはちょうどいいのではないでしょうか。また、GarageBandを高性能にしたのがLogicProだと考えていただければイメージは付きやすいとおもいます(LogicProはMacPC専用ソフトです)
購入はAppleStoreからできますし、新しくMACPCを購入する場合は格安にオプション購入が可能です。
パソコンは何があればいいの?Windows?Mac?
一昔前は、音楽制作、動画や画像の編集はMacがいいよなんておすすめされたものですが、
現在はWindowsでもMacでも同じように制作が可能です。
ただし、PCの性能によっては快適に制作活動がすすまないものもあるので、ある程度の
PCスペックは必要です。もちろん、格安PC以外の新品の最新PCであれば全く問題ありません。
もしこれから購入を予定されているなら、中古の購入も検討される場合は2,3年落ち程度なら
ほぼ問題ないでしょう。
推奨スペックとしてはWindowsならCore i5以上メモリ16GB以上をお勧めします。
Macの購入を検討されている方は、M1シリーズのMac以降であれば全然問題ありませんし、
もう少し古いものでも2017年以降に発売されたメモリ16GB以上のものであればある程度
快適に作業ができるとおもいます。ただ、Macの場合は外部接続端子が少ないということも
ありますので、セルフパワーのUSBHUBなどを複数別途購入が必要になりますのでご注意ください。
下記に比較的価格を抑えた参考機種を載せておきますので参考にしていただければと思います。

Latitude7390 8世代COREi7-8650Uメモリー16GBSSD256GB カメラ内蔵bluetoothTypeC (SSD512GB)
¥46,999 税込
もしMacbookを購入検討されるなら、Apple公式の整備品などを探してみるのもいいでしょう。
価格はWindowsの3倍から4倍必要になってきますので、余裕のある方はMacも検討してみてください。
あれば便利なもの
さて、ここからは必須ではないもののあれば便利で作業効率があがるものをご紹介していきます。
MIDIキーボード
MidiキーボードやMidiコントローラーといわれるものには数多く種類があり、正直どれを買えばいいのか迷うとおもいます。私も使っているAKAIのMPKminiMarkⅢというキーボードが比較的初心者でも扱いやすく機能も豊富で価格も安く場所も取らないため上記DAWにどれでも対応可能ですのでお勧めです。

¥10,891 税込
オーディオインターフェイス
オーディオインターフェイスはパソコンとつないで機器経由でスピーカーを鳴らしたり、マイクや楽器をつないだり、動画配信をするときに便利な機器です。もちろんなくてもパソコンに直接ヘッドフォンを挿したりマイクや楽器を専用の接続機器でつないだりして同様のことはできますが、一か所で管理やコントロールができるという意味であるととても便利な機器になります。
こちらも非常に高額なものから機能の少ない低価格なものまでありますが、高額機器に負けない機能を実装し使ってみてすごくいいと感じたものをご紹介しましょう。

¥7,707 税込
洗練されたデザインに高品位なサウンドと便利な機能を備えたオーディオインターフェイス Arturia MiniFuse 1は、シンプルな環境でDTMを始めたいボーカリスト、ギタリストにおすすめのコンパクトなオーディオインターフェイスです。
エントリーモデルながら高品位なサウンド、低ノイズを実現。軽量、コンパクト、頑丈なアルミダイキャスト製のボディには、ダイレクト
・モニタリング、ループバック、USBハブなど、便利な機能が多数内蔵されています。
美しく洗練されたデザインのMiniFuseには、ブラックとホワイトのカラー・バリエーションが用意されています。 DAWソフトウェアのAbleton Live Intro、ソフトウェア・シンセサイザーのAnalog Lab Introをはじめ、音楽制作に必要なソフトウェアも多数バンドルされています。
主な特徴
・豊かなダイナミックレンジと低ノイズ(110dBのダイナミックレンジ、入力換算ノイズは-129dB) ・コンデンサーマイクを直結することができる+48Vファンタム電源を内蔵。
・XLR端子と1/4インチ標準ジャックが1つになったコンボジャックを採用。 ・エレクトリック・ギターをDIやプリアンプ不要で接続できるHi-Z端子を装備。
・音の遅延を気にせず入力音を確認できるダイレクト・モニタリング機能を搭載。 ・コンピュータからのオーディオ信号を録音再生できるループバック機能を内蔵。
・ステレオ
・アウトプットとは別に、独立して音量調整が行えるヘッドホン端子を装備。
・付属のUSBケーブルでパソコンに接続するだけで駆動できるパスパワー対応。
・アルミダイキャスト製のボディは、持ち運びに耐える頑丈さと約0.4kgの軽さを両立。
・MIDIキーボードなどのUSBデバイスを接続できる1系統のUSBハブを装備。
・音楽制作に必要なソフトウェアを多数バンドル。 仕様 ・最大ビットレート:24bit
・最大サンプリングレート:192kHz ・入力ダイナミックレンジ:110dB
・入力換算ノイズ:-129dB
・周波数特性:20Hz - 20kHz
・入力端子:モノラル1系統(+48Vファンタム電源対応コンボジャック、またはギター入力用Hi-Z端子)
・出力端子:ステレオ1系統(ステレオ・アウトプットL R端子、またはヘッドホン出力端子)
・USB接続:USB2.0 Type-C端子
・USBハブ:1系統
・電源:USBバスパワー(接続したパソコンから供給 ※モバイルデバイスへの接続時は、電源供給可能な市販のUSBアダプターが必要な場合があります。)
・本体サイズ(幅 x 奥行き x 高さ):15 x 10 x 4 cm ・本体重量:0.41 kg
その他、マイク・ヘッドフォン・スピーカー
マイクにはダイナミックマイクとコンデンサーマイクがあり、ダイナキックマイクは所謂カラオケマイク、コンデンサーマイクは配信用に高性能なものと認識していただければいいと思います。またそれを接続して固定するマイクスタンド、ヘッドフォンやイヤホン(音楽制作では伝送遅延が製作上致命的になるのでできるだけ無線ではなく有線ヘッドフォンをお勧めします。
スピーカーについてはモニター用ですので大きな音を出さないのであれば、ヘッドフォンのほうが効率がいいですが、スピーカーから実際に聞こえてくる音とは少し違いが出ますので、あれば尚いいですが、通常PCにつなぐような小さなスピーカーでも最初は問題ないと思います。(きっとできるようになってくると欲しくなってきます。(笑)
スピーカーは有名どころではYAMAHAなどがありますが、価格もなかなかなので、DTM用のモニタースピーカーなどで検索してみたり、実際にオーディオショップなどに行って視聴したり大きさ感をみてみた購入することをお勧めします。
まとめ
さて、DTMを始めるうえでの必要機材等についてお話してきましたが、つぎから実際にDAWの使い方や
最新のツール情報、セール情報、音楽理論まで音楽制作や動画制作に関するお話を不定期にしていこうとおもいます。
公式LINEでも最新のツールが無料でゲットできる方法や、セール情報などや、実は突然行われる無料配布なども配信しておりますので、よろしければ公式LINEへの登録もお願いします。

YOUTUBEでも自作曲の配信をしておりますのでお時間がありましたら是非きいてみてください。

では、また次の記事でお会いしましょう。